保育所等訪問支援

ノルドランドのスタッフが、お子さまが通われている幼稚園、保育園、小学校、放課後児童クラブ、乳児院、児童養護施設へ直接訪問し、集団生活への適応のための専門的な支援を行っています。お子さま本人に対する支援や、訪問先の先生方へのアドバイス等を実施しています。

保育所等訪問支援とは

0歳~18歳のお子さまを対象とした児童福祉法に基づく支援事業であり、専門スタッフが直接、お子さまが普段生活されている場に出向きます。集団場面での様子を拝見し、適応に向けて、お子さまへの直接的な支援や、訪問先の園や学校の先生へのアドバイスを行っています。

※「保育所等訪問支援」という名称ですが、保育園のみならず、幼稚園や小学校、放課後児童クラブ、乳児院や児童養護施設も訪問対象となっています。

訪問支援を利用するために

訪問支援を利用するためには、利用許可証明書となる「通所支援受給者証」が必要となります。これはお住まいの自治体が発行しているものであり、利用をご希望する方がお住いの市区町村窓口にて申請いただきます。
「通所支援受給者証」は更新が必要です。1年に1回更新することにより、継続することが可能です。

利用料金

訪問支援の利用料金は、お子さまの年齢や世帯所得によって異なります。
年少さんの学年~就学前のお子さまは、国の無償化制度の対象のため自己負担はありません。
0歳~年少未満のお子さまは、1回のご利用ごとに自己負担がございますが、利用料の1割が自己負担、9割は公費負担であり、更に、世帯の所得に応じて、右記の自己負担上限金額があります。上限金額に達した場合には、1か月の来所回数量に関わらずそれ以上の費用は生じません。

世帯収入状況負担上限金額
生活保護受給世帯0円
市町村民税非課税世帯0円
市町村民税課税世帯4,600円
上記以外37,200円

マレーネの保育所等訪問支援を受けることで…

普段生活されている集団でのお子さまの様子を、客観的に知ることができます。
「適応できていること」「お手伝いが必要なポイント」「環境や声掛けに工夫があるとよさそうなところ」などが明確になり、お子さま自身が毎日をより過ごしやすくなることに直結します。

園や施設の先生方と直接お話をする機会となるため、普段過ごされている集団場面の先生と、私たち療育場面のスタッフとの連携を密に取ることが可能となります。

訪問前後には保護者様とノルドランドのスタッフで打ち合わせや報告を行っています。「園での○○の場面を特に見てきてほしい」「マレーネで受けている集団療育での工夫を園の先生に伝えてほしい」などのご希望にできるだけ沿うような支援を行っており、その結果も個別面談により保護者様へのフィードバックを行っています。

保育所等訪問支援をご希望される方はお気軽にスタッフにお声掛けください。