わたしたちの療育は「こどもたちがより自分らしく、笑顔で過ごせる毎日を目指して」ご提供しています。
より専門的な支援を、お子さまたちのひとりひとりに合わせて。
そして、保護者様へのサポートも。
スタッフは全員が専門職
ノルドランドにてお子さまを迎えるスタッフは全員が専門資格を有し、長年こどもたちの成長に携わる経験を積んできました。医療機関や公的機関、福祉施設など、様々なエリアで育ちを見てきたからこそご提供できる療育がノルドランドにはあります。
作業療法士
からだの使い方、道具を使うこと、感覚のとらえ、日常をとりまく動作について…
こどもたちの内面から湧き出る「こうしたい!」「楽しそう!」という欲求を大切にしながら療育プログラムを組み、これらの力が成長するお手伝いを専門としています。
こどもたちがもつ能力をより発揮できるような環境調整や補助道具の提案もいたします。
保育士
集団生活に適応するための力、理解すること/判断すること/記憶することといった認知機能、ひとと関わる社会性、こどもの生活について…遊びを通して習得できるような援助や指導を専門としています。
また、お子さまの成長の基盤となる家族支援や相談も行っています。お子さまに関する心配事、不安や悩みを解決できるようなサポートをいたします。
心理士
療育の中で、お子さん同士のコミュニケーションが円滑に行えるようにサポートしたり、課題に少しでも楽しく取り組めるようお手伝いします。また、保護者の方のお子さんの発達における心配ごとやお子さんと関わるにあたっての心配ごとや困りごとについてのご相談もお受けしています。専門特化療育のるプロでは、お子さんのソーシャルスキルを伸ばす支援や学習のベースになる力を育むお手伝いもしています。
理事には医師も在籍し、療育システムや内容について意見や指導を仰いでいます。
様々な職種のスタッフが連携しあい、より専門的な発達支援を目指してプログラムをご用意しています。
感覚統合理論をベースにした療育
私たちは日々、あふれんばかりの感覚刺激の中で過ごしています。
自分が思うように身体を動かしたり、他者と関わったり、挑戦したり、自信をつけたり、と毎日を過ごすためには、これらのたくさんの感覚を脳でうまく感じ取り、整理したり、まとめたり、ということ(=感覚統合)がとても重要となります。
感覚統合理論はこの考えを基礎としており、感覚統合が上手になることで、体の使い方や、こころの安定、他者や環境との関わりも上手になっていくと考えられています。

ノルドランドでは感覚統合理論の専門の研修や訓練を積んだ作業療法士を中心に、集団療育や個別療育のプログラムを立案しています。
どのような感覚を、どのような方法で、どのような量を…
必要に応じて検査も実施しながら、お子さまひとりひとりに合わせた内容をご提案しています。
感覚統合理論ではお子さん自身が「きになる!」「楽しい!」と思うことが非常に重要であるとの原則があります。そのため、ノルドランドの活動内容は「あそび」要素を多く取り入れたワクワクするようなものが多く、「楽しい!」を積み重ねるうちにいつのまにか力が伸びているように工夫されているのです。
医療機関との連携
ノルドランドに通うお子さまのうち、医療機関での受診をされている方は、主治医からのお手紙や発達検査等の結果のご持参をお願いすることがあります。より包括的な視点でお子さまを捉え、ひとりひとりに合わせたフォローをしていきたいという私たちの想いがあるためです。
- 医療機関との連携により…
- お子さまを取り巻く環境のなかで、成長をフォローする専門機関が同じ方向(医師の医学的方針、療育の目標設定など)を向いていることになります。
- 一貫した専門的対応へ
- お子さま自身や保護者様が一貫した専門対応を受けることが可能となり、お子さま自身の混乱を防ぐことに繋がります。
- より活き活きとした毎日に
- 同じ方向に向かった医療的フォロー&療育により、よりスムーズに「過ごしやすい毎日」へ結びつくことが期待されます。
また、保護者様と相談の上、必要に応じて医療機関と連絡を取ったり、私たちからも主治医への報告書をお渡しすることがあります。私たちからもご提案させていただきますが、ご希望がありましたらお気軽にお声掛けくださいませ。
保護者の皆様へのサポート
ノルドランドの療育は送迎サービスがありません。
保護者の皆様と直接お話をしながら療育を進めていきたいという方針からです。
集団・個別関わらず、その日の療育終了後にはスタッフから活動内容や目的、取り組みの様子などをフィードバックさせていただいております。
頑張った様子、出来たこと、次回挑戦していきたいこと、ご家庭での関わりのアイデアなど、お伝えさせてください。
直接お伝えできるからこそ、実現できる療育があります。
また、睡眠や食事、過ごし方などの生活の様子、園や学校での様子、保護者様の子育ての「気になる」…ぜひ聞かせてください。
具体的なお話を伺いながら、お子さまだけではなく、保護者様の力にもなれたら幸いです。